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「対物」ではなく「対人」こそ、薬剤師に必要なスキル

STORY03

10年間の病院勤務を経て、新天地へ
入社1年で新店オープンを経験

G.Yさん
薬剤師/メディカル事業本部 地域包括事業部 課長
2020年4月入社

 薬剤師として病院で10年ほど働いていましたが、新しい世界を見てみたくなり、思いきって転職。新生堂を選んだのは、挑戦を応援してくれる風土に惹かれたからというのが一番の理由です。また、子どもができたばかりだったので、地域の医療に貢献したい思いが強く地域に密着していることも決め手になりました。そして入社後すぐに新しい薬局の開局が決まり、薬局長として、オープニングを担うことになりました。このスピード感も、成長中の企業ならではだと思います。
 新しい薬局は、これまで病院内にあった薬局を、院外にするために決まった開局。通院している患者さんも、突然のことで戸惑うかも知れませんから、安心して通ってもらえるように事前のご案内や接客には気を配りました。
 調剤薬局としてはスタッフ10名ほどの大型店で、未経験者もいる中、資材の確保やオペレーションを立案するところからのスタート。大変なこともありましたが、モチベーションの高い社員ばかりだったので、4カ月ほどで業績、オペレーションの体制を整えることできました。
地域の関係各所と連携した薬剤師訪問で、在宅療養の患者さんを支援
 新店が軌道に乗った4カ月後には本部に異動し、ファーマシー事業部のマネジャーになりました。調剤業務だけでなく、さまざまな業務や役職を経験できるのも、新生堂のいいところ。現在は地域包括事業部として、自宅やご施設で療養されている患者さんを支援する、薬剤師訪問サービスを推進しています。
 訪問薬剤師とは、通院が困難な患者さんの自宅や施設を訪れ、薬物治療のサポートを行うサービス。高齢化に伴い在宅医療の患者さんが増えたことで、今後ますます需要が増えると言われており、今では多くの薬局が取り組んでいます。医療機関や介護事業所と連携しながら、薬のお届けと服薬指導・服薬管理を行います。私の役割は、各店舗の薬剤師が安心して業務に取り組めるように、そして患者さんが安心してサービスを受け続けられるように、本部としてサポートすること。担当薬剤師に同行して一緒に訪問したり、社内で研修を行ったり、OJTや体制構築を日々行っている毎日です。
 

これからの薬剤師に必要なのは、人に寄りそう気持ちとスキル

 思えば薬剤師としての病院勤務を経て新生堂に転職し、新店のオープニング、薬局長や本部マネジャーとしての管理職業務、そして在宅推進と、多彩な経験ができたことで、自分の世界も広がりました。そんな中で思うのは、これからの薬剤師はただ資格を持っているだけではなく、コミュニケーション力をはじめとする対人能力に、キャリアチェンジする必要があるということです。
 たとえば在宅訪問にしても、患者さんは一人での通院が困難な方が多いですから、ご自宅に訪問する際にも気配りが必要ですし、服薬指導一つとっても、伝え方や気を使う点はそれぞれ異なります。また訪問した際に「少し体調が悪そうだな」「錠剤の飲み残しが多いのは、嚥下力が落ちているからかも知れない」といった小さな気づきは、患者さんと医療連携をつなげるためにも大切です。
 AIが進化し、調剤業務も少しずつ効率化・省力化が進むと思いますが、患者さんへの気づきや発見は人にしかできないこと。対物から対人へ。それが未来の薬剤師に必要な力です。人に寄り添い、自分の知識を役立てたいと思う方と、一緒に働きたいと思っています。